タグ: 巨大男
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街を飼う男達。
登場人物
髭…ラグビー部。189cm。一重まぶたの男らしい顔つき。ラウンド髭。大学3年生
坊主…野球部。191cm。端正な女性に持てる顔で、ノースリーブのインナー着用。大学3年生
金髪…レスリング部。190cm。短い金髪にあごひげで目つきが悪い。大学3年生。ある日の事。
「宅配便でーす」
そんな声が聞こえた様な気がしたので、男は家の外に出たが底には誰もいなかった。
空耳か、と思い部屋に戻った。
と、とたん。
ずしん
と、音がした。
軽い揺れと共に。
それが突き上げるよう揺れだったから、男は急いで玄関に走って外に出た。一階で一人暮らしをしていた男はアパートの前の道路に出た。
近くには大学があったのでご近所は一人暮らしの学生が多く、数人が外に出てきたり窓の外を不安げに覗いている。男は次の揺れに供えたが、一向にその気配がない。
煙草を一本吹かして戻ろうと、タバコに火をつけがてら空を仰いだ。ぽとん、とタバコは火をつけられぬまま地面に落ちた。
男は口をぽかんと開けて空を見上げていた。そこには巨大な刃物の様な物が、ゆっくり青い空を切り裂いて進んで行く最中だった。
そして、真っ黒な線を残し、刃物は引き抜かれた。ばきっと破音を立てた。
鳥が舞い、周囲の人間も悲鳴を上げる。
空間を切り裂いた線から出てきたもの。それは、指だった。
ビルほどもありそうな、巨大な指だ。
荒くささくれ立ち、黒い毛が見える事から男の指である事が分かった。そして指がくっと曲がると、空間を切り裂いた線が広がり、空が避けた。
その奥にいたもの。
それは「…お、すっげー。たくさんつまってるぞ〜。」
「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
そこには空より果てしない高さの空間があり、その先には白く明かりを放つ直線上の光源があった。
そう、それは埃の被った蛍光灯のようだ。そしてその周囲を覗き込んでいるのは、
ガスタンク?いやいや、比較にならない。
奈良の大仏?とてもそんな物ではない。そう、入道雲、というのが近しい表現だろう。
入道雲の様なサイズの、巨大な男の顔が3つぶん。街を笑いながら見下ろしていたのだ。
「がははは、マジちっせー!!!!」
思わず耳を塞ぎたくなる様な爆音の笑い声。
一人は短い髪の毛に、一重の男らしい顔にひげを生やした男だった。
一人は坊主頭に端正な顔をした男で、
もう一人は金髪の短い髪の毛に煙草をくわえた男だった。髭の男が笑ってそういうと、同じく入道雲サイズの指がこちらに迫る。
と、同時に指はどんどん雲を切り裂きながら地表に迫ってきた。そして、爆音。
周囲が悲鳴に包まれると地面が大きく揺れた。振り向くと、巨大な指はビルを摘んでいる。
いや、
表現がおかしい。だが、正しい。駅前の高層ビル群が、濃い毛の生えた男の手首の半分ほどの太さしか無く、ビルの外壁を崩し、小さなビルほどもある指をビルの中に差し込みながらまるで雑草を引き抜くかの用に引っこ抜いた。
男には、自分の見ている場所から遠くの駅の高層ビル群まで伸びる筋肉質な太い腕、その付け根のこい毛の生えた腋まではっきり見えるほどだ。
指はビルを指で摘むと
そのまま上空まで持ち去った。
どかん、どかんと破片を落とし、男の近くの家にも巨大なコンクリートの固まりが降ってきた。巨人が上空でビルを仲間に見せびらかしていると、金髪の巨人がそれを見ながら煙草を拭かし始めた。
男がそれをぽかんと見上げていると、金髪の巨人と目が合った様な気がした。
巨人はにやっと笑うと、顔を地表に近づける。周りの人間が逃げ出す。
金髪の巨人のあごひげの本数やそり残し、太い首筋等がはっきり見える。
信じられない事だが、金髪の周りには雲がかかっているではないか。そして巨人はそのまま口に含んだ煙を地表に向かって吐きかけた。
白いやにの匂いの爆風が周囲にものすごいスピードで広がり、男はあっという間に吹っ飛ばされる。
そのあとに白い暴風は平屋や車、標識や果てはビルを根こそぎにしながら全てを吹き飛ばして行った。
髭「おい、こら。そこらへん無くなっちまうだろうが。」
髭の男が言う。ここはとある大学の更衣室の片隅。
三人の男が椅子に座って足下の段ボールを覗き込んでいた。髭の男は灰色のスエットに筋肉によってピチピチになったTシャツ。
坊主はノンスリーブ型のぴっちりした紺のインナーに野球のズボンと巻き上げた靴下。
金髪はレスリングのユニフォームに肩でパーカーを羽織っている。彼等の視線の先には箱詰めの街が置いてある。
恐ろしく小さなそのミニチュアの街は当然の用に小人がいて、生きていた。
凡そ数十万の小人が、三人の足の間に収まる様な小さな段ボールの中で生きているのだ。金髪の巨人が、首に掛けたタオルで汗を拭きながらタバコの煙を隅っこに吐きかけてやっている。
金髪「がはは、こいつらビビってぴーぴー逃げてやがるぜ。」
坊主「しかしすげぇな、まじでビルだ。これ」
坊主は先ほど髭が摘んだビルを掌に載せて、黒く焼けた小指をぶすりぶすりと差し込んでいた。
指先に大量の赤い染みが付いている事はおかまい無しだ。三人は皆筋肉質で、盛り上がる脹脛は街の一ブロック程もでかい。
髭はおもむろに立ち上がると、灰色のスェットを脱ぎ、上の汗にまみれたTシャツを脱いだ。
黒く焼け、胸筋が盛り上がり腹筋が浮き出た身体には汗が伝い、黒いパンツをじっとりと濡らしている。髭はそのパンツも脱ぎ去り全裸になると、ソープランドの女泣かせな巨根を振りかざしながらサポーターに足を通し、縞模様のラグビーのユニフォームに着替えた。
髭「よっしゃ、お楽しみは練習のあとだ!!
チビ共にはちょっとパンツで我慢してもらおうぜ。」
髭はそういうと、にやりと笑って街を1/3は被えるほどの先ほどまで来ていた汗塗れのパンツを、ひらりと街に掛けてやった。
街には皆既日食の用に真っ暗になったかと思うと、巨大な、途轍もなく巨大な黒色のパンツが高層ビルの屋上に引っかかりながら街に覆い被さった。
小人から見れば、街の中心地から郊外までが黒いボクサーパンツに覆いかぶされ、辺り一面真っ暗闇となった。
巨根の形に歪に縒れた黒のボクサーパンツは男の匂いを十分すぎるほど吸っており、その強烈な香りで街全体がいぶされた。
中央部では多くの人間が倒れ、それを助ける余裕のある人もいない。
香りは郊外へと広がり、段ボールの中をまんべんなく被って行った。坊主と金髪はがははと大爆笑した。
足下の、それこそ数回足を踏み下ろしてやれば完膚なきまでに踏み潰してやれるほどに矮小で哀れな小人どもの街が男くさいパンツにいぶされて小人が苦しんでいるかと思うと最高に笑えるのだった。髭は立ち上がり、肩をならす様にぐるぐると回す。
金髪もタバコをもみ消してグラウンドに歩き出した。
坊主は歩き出す前に、掌のビルと股間に放り込んだ。立ち上がると、じゃりっとした感触と共に巨大な鬼頭でビルがパンツに挟まれて潰されて行く。
どうにか生き残った小人が、灼熱地獄の用なパンツの中に放り出され、坊主の亀頭や尻の穴の大峡谷へ追い立てられた。
そして坊主が一歩一歩歩くごとに太すぎる太ももに、もしくは陰毛や太ももの毛で轢き潰され、もしくは巨大なアナルの毛と残った汚れに圧し潰され、
もしくは亀頭の先からとろりと流れたダム一杯分はあろうかという先走りの中で溺れて言った。練習がすむまでの数時間、街にはパンツが放つ香りで病院に運ばれる人が続出した。
今まで普通に通れていた場所が空が開かれた瞬間壁となって電車や高速道路は立ち往生していた。大混乱の中、突如、ばたん!と音がして、
「さぁーて、抜くぞ抜くぞぉ〜」
と、野太い男の声が聞こえた。
その声は間違えなく、先ほどの巨人の一人だった。
街は大混乱となり、本当に素穴を壊された蟻の用だった。 -
男達は、汗にまみれた身体をタオルで拭きつつ、男の香りをむんむんと立てながら更衣室の恥じっこの段ボールの前にたった。
パンツをぱっと取り払う。
小さな段ボールの中は足音を聞いた小人が蟻の用にわらわらと逃げ惑っており、誰とも無く吹き出し、笑った。三人はそれぞれ購買のコンビニの袋からビールの缶を取り出すと、プルを引き上げ乾杯し、まずは一杯盛大に飲み干した。
太い首筋ののど仏をごくっごくと動かしながら、
「「「あーーーー!!!うめぇーーーー!!」」」
と豪快に感嘆をあげる。
そして缶を握力でぐしゃぐしゃに握りつぶすともう一本の缶に手を伸ばす。金髪はにやっと笑うと、小人の群がる所に唾を吐いてやった。
ぷっ
小人目線から見たら、破音を立てて、巨大な水の固まりがマンションにぶつかったのである。
その固まりはマンションを丸々沈めてしまうほどで、マンションにぶつかった水塊は一瞬でマンションを粉々にして四散した。ヤニの匂いが強いその唾液は周囲のビルに付着すると、外壁を溶かし、アスファルトを溶かし、当然の用に人間も溶かした。
逃げ惑っていた人間はさらに大混乱に陥った。金髪はガハハと笑うと、早速膝立ちになり、レスリングのユニホームを下げてビンビンになった股間をさらした。
坊主と髭もそれぞれのユニフォームから熱り立つ巨根を引っ張り出して段ボールの上にさらしてやる。小人から見れば、そそり立つ天空の塔だ。
まさに高層ビルよりでかいその塔が、こちらを舌なめずりをするかの様に見下ろし、
その遥か上に霞がかった、しかし楽しそうにこちらを見下ろす3人の巨人の顔が小人に映された。坊主が、待ちきれないと行った様子で鼻息荒く、手汗の多い手で郊外の公団風のマンション地域を襲った。
規則正しく立てられたマンションに、巨大な掌が迫る。爆音を立てて、巨大な掌は地盤ごとマンションや低層住宅、公園ごと小人を掬い上げた。
多くの住民が右往左往する中で、地盤ごと持ち上げられて持ち上がる。
小人はひび割れ、持ち上げられる揺れで傾くマンションにすがりつきながら悲鳴を上げるよりない。そして小人の目の前に最後の光景がさらされた。
それは淫乱に色が変わった、坊主の巨人のガスタンク、いや、山ほどもある、視線を一杯に遮る様な巨大な鬼頭だった。
掌の人間が上空を見れば、暴煙の様に広がる陰毛のジャングルの奥に、滝の様に水滴が流れる紺色の大地。すなわち腹筋の浮き出たインナーだ。
盛り上がる胸筋のその先に、入道雲の様なサイズの巨人の頭が、こちらをにやりと見下ろしながら存在している。
小人は叫び、失神し、少なくない数がその絶望の風景に泡を吹いて絶命した。亀頭はぼたっと先走りを地面にこぼし、数棟の住宅を圧し潰し数十人の人間も圧し潰した。
坊主はもう待ちきれない。
掌の小さな街を、思い切り巨根に押し付けた。一瞬でマンションが破壊され、多くの人間が一瞬で快楽の為に圧し潰された。
坊主は数回無心で巨根を扱く。
気がつくとマンションは先走りに混じって粉々になった。
坊主はさらに街に向かって手を伸ばす。その光景をこの世の物とは思えず見ていた中心街の人間に、髭巨人の巨大な手が迫っていた。
手はまた高層ビルと指で摘むと、掌に載せて次々引っこ抜いて行く。髭の掌には数本の高層ビル。
コレならどうにか挿入出来そうだ。髭は出来るだけ小人に見えるよう、股間を押し下げてビルの一本を亀頭に近づけた。
そして一気に巨根に指す。薄い幕が弾ける様な感覚とともに、亀頭を包み込む温かくも細かな感覚に腰が砕けそうだ。
髭から汗が伝い、郊外の住宅を圧し潰すのを気にせず、ビルが粉々になるまで扱き続けた。
片手のビルをもう全て巨根に押し付ける。ビルの外壁を圧し潰し、中の小人ごと掌の中で粉々に砕き潰しながら、次のビルや街に手を伸ばした。
金髪も駅周辺を地盤ごと削り取り、亀頭に添える。
「小人ども、俺様に奉仕してみろよ。気持ちよかったらちゃんとペットにしてやるぜ?」
金髪は器用に片手で煙草を吸いながら言ってみた。
しばらくありの様な小人を見ていたが、やはり細かすぎて全然気持ちがよくないので、やはり全体を亀頭に押し付けて扱き潰した。
次の街区に手を伸ばすと、大学の様で多くの学生が掌に溢れた。
金髪はにやっとすると、タバコを片手に挟み舌を出した。それだけで悲鳴が金髪の耳に聞こえるほどに沸き立った。
金髪は嬉しくなり、出来るだけゆっくりと掌を近づけて行く。そして校舎ごと、べろぉっと小人を搦め捕って喰ってやった。
小人は巨大な舌に、唾液に捉えられたが如何せん小さすぎた。
味蕾が掴めるほどに巨大な、街が立てられそうな暗黒の口内の中で多くの小人が砂糖の様に金髪の舌の上で溶けて唾液に混ざって消えて行った。三者三様、地面を削り、時には巨根を直接街に振りかざして粉砕し、クレーターが出来た事を三人で笑いあった。
三人とも限界が近い。三人は目で合図すると、未だ破壊されていない街区に巨根の標準を会わせた。
小人からは街を破壊し、入道雲の様な巨根を扱く巨人の、山の様な亀頭が向けられるだけで絶望に泣き叫び、慌てふためくだけだった。三人は腰を低く落とし、またいくつかの街をえぐりとりながら巨根を扱いた。
先走りに瓦礫が混じりあったものが、えぐられた地面に、そしてまだ無事な街区に落ちて行く。
「いくぞぉ!!!」
「おうっ」
「おらぁぁぁぁぁ!!!!!」
山の様な亀頭が一瞬大きく膨らみ、巨人の顔が快楽に歪む。
そしてーーーーー
ばしゃああああああああああ!!!
空を切り裂く爆音とともに三人は思いっきり射精した。
先走りとは比べ物にならない精液と汗が、段ボールの中のちっちゃな街に降り注ぐ。無事だった街区には、隕石の様に精液が降り注いだ。
精液の粒は高さだけでもどんな建物よりも巨大で、下敷きになった植物を圧し潰した。無事な場所にも三人の誰とも付かない精液が降り注ぎ、底は一瞬で湖に変わる。
小人は逃げる事すら出来ず、精液の雨、いや洪水に蹂躙されて行った。
「……ふぅ〜」
三人は気持ちよいオナニーを終えて、腰を下ろした。
まだまだ旺盛な性欲は巨根を未だにかちかちにさせている。それでも普段とはまた違った、巨人達の征服欲と優越感を極めたオナニーは格別な物だった。
髭は立ち上がって伸びをする。
未だに少しだけ無事な建物の間で小人がうろちょろしているもの、概ねは精液の底に沈んでしまった。
髭「あー気持ちよかった。さて、捨てるか。」
髭はそういうと、スパイクを振りかざし、段ボールを踏みつけた。
精液に塗れた段ボールは生き残った小人ごと踏み潰され、一瞬で真っ平らになってしまう。
髭は事も無さげに、それを拾ってゴミ箱に放り込んだ。
坊主「あー、気持ちよかったなぁ…」
金髪「まったくだ。またやろうぜ。」
髭「よっしゃ、シャワーでも浴びて帰るか。」
三人はガハハと笑いながら扉をくぐって出て行く。
ゴミ箱には、熱い三人の精液に塗れ、踏み潰された街だった物がゴミとして残された。完
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