タグ: 巨大男
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山本隆弘は、オーダーメイドの巨大革靴を履き、札幌の中心部に立っていた。
冷たい風が吹き抜け、雪がちらつく中、革靴の黒光りが周囲のビル群に反射している。
「さて、今日はこの街で試し歩きをしてみるか。」
山本は両足を軽く動かし、革靴の履き心地を確かめた。
「雪道でも滑らずに歩けそうだな。」
巨大な革靴がゆっくりと地面に降り立つ。
ズシィィィン!
その瞬間、周囲の雪が舞い上がり、革靴の重みで地面が陥没し、近くの建物の窓ガラスが一斉に割れる。
足元にあった自動車数台が、一瞬で潰れて金属の塊となった。
「おっと、意外と脆いな。」
山本は笑いながら、革靴の裏にこびりついた車の残骸を軽く振り払った。
一歩一歩を慎重に進めながら、札幌駅前通りを歩いていく。
革靴のかかとが地面に接すると、道路の雪が圧縮されてツルツルになり、氷のように光る。
さらに一歩踏み出すと、歩道が革靴の重みで完全に破壊され、下水管がむき出しになる。
「さすがに靴が重すぎるか…いや、これくらいがちょうどいいな。」
山本は満足そうに歩みを続けた。
札幌市の中心にある大通公園に差し掛かると、山本は広々とした空間を見てさらに笑みを浮かべた。
「ここなら、思い切り歩けるな。」
ドンッ!
巨大な革靴が雪に覆われた芝生を踏みつけ、地面が大きくへこむ。
公園のベンチや花壇が一瞬で消え去り、雪煙が空へ舞い上がる。
観光客や市民が驚いて逃げ惑う中、山本は意に介さずさらに足を踏み出した。
バキバキッ!
凍った噴水が粉々に砕け、革靴の底に白い破片がこびりつく。
「雪も革靴で踏みしめると面白いな。」
次に山本は札幌時計台の前で足を止めた。
「これも革靴で試してみるか。」
巨大な革靴をそっと持ち上げ、時計台にかかとを当てると、**「ゴリッ」**という音がして、時計台の屋根が崩壊した。
「あ、ちょっと力が入りすぎたか?」
しかし、山本は気にせずそのまま踏み潰すようにして時計台の上に足を下ろした。
ガシャーン!
革靴の重みに時計台全体が耐えきれず、完全に瓦礫の山と化した。
「さすがに小さすぎたな。」
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