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<19>B-Boy!!~2日目~ 2011年07月06日 (水) 16時33分
第10話-1-
~No10~Godzilla!-1-
カズヤ達三人を、ボクサーの中に放り込んだミノルは、腰に手を当てて、広がる街並みを見下ろしていた。
「今日は、ちっちぇえの何万人位、用意しているんだろうな・・」
街に現れた巨人青年‥
ミノルを、おののきながら見上げるお台場NYの人々。
巨大格闘技青年は、膝に手を付いて屈み、足元の人間達に話し掛ける。
「これから、おまえらを‘良い所‘へ、連れて行ってやるからな‥」
恐怖の表情で、巨大な彼を見上げる、沢山の小さき顔‥
「どこだと思う‥」と、続けるミノル‥
人々を見下ろしていたミノルは、人差し指で空を指し、ニヤリッと笑みを浮かべて言い放った。
「アッチ…天国だ‥」
そして彼は上半身を起こすと、一番近場に停まって居た銀色のバスを、巨足で‘ズン!‘と踏み付けた。
グシャ!と踏み潰され、一瞬で乗客もろともプレスされてしまった、アメリカンサイズの路線バス。
目の前で起こった突然の出来事・・
踏み降ろされた巨足に踏み潰されまいと、悲鳴を上げながら一斉に逃げ始める人々。
「オラオラ、‘ちび‘ども!早く逃げねえと、ぺちゃんこだぞ!」
逃げ出す人々を威嚇しながら、ズシン!ズシン!と歩き出す巨大青年。
我先に逃げ出す人間達の頭上に、ズズーーン!と、ミノルは容赦なく巨足を踏み降ろす。
数十人もの人間達を一気に踏み潰し、路上にクレーターを作る巨大素足。
逃げ惑う人々の列を追いかけるように、巨大青年ミノルが、ズカズカと踏み壊して歩く。
お台場NYの道路は、今回のプレイの為に、実際より広く作られている。
その通りを、巨大格闘技青年が、ズシン!ズシン!ズシン!と、地響きを発てて歩いていく。
「逃げろ!」「助けて!」口々に叫びながら、右往左往する人間達。
「おら、おら!逃げるんじゃねえ!」
雷鳴のような大声に動きを止め、しゃがみ込んだり、悲鳴を上げたりする人々。
ハリウッド映画さながらに、車を蹴り飛ばし、逃げ惑う群集をズカズカと、踏み潰して歩く巨大青年。
パニック状態の人間達を尻目に、気分が乗ってきたミノルは、街を一気に破壊しだした。
先ずは、彼の目の前に聳える、ガラス張りインテリジェンスビル。
外壁に写る、自分の身体を見てニヤリッ。
「我ながら、惚れ惚れする身体だぜ‥」
自慢の筋肉を見せ付ける様に、ミノルは様々なポーズを取る。
「よし!ちょっくら、力試しといくか!!」
巨大格闘技青年は、右手を大きく振り上げると、ガラス張りビル目掛けて、パンチを撃ち込んだ。
「ウリャッ!!」
ドゴーーー!!!!
凄まじい轟音と共に、撃ち込まれた拳はビルを貫通し、反対側へと突き抜けた。
地上に降り注ぐ、粉砕されたビルの破片や、人間達の残骸。
突き抜けた腕を、‘グボ!‘っと引き抜くと、今度は手刀をビルに振り下ろす。
「デヤッ!!」
ズガガガガガガーーーー!!
真っ二つに引き裂かれたビルは、ゴーー!と音を発てて崩れ去った。
粉砕されたビルを見下ろして「しょうもねえな!やわ過ぎるぜ!」と言ってニヤッとする格闘青年。
その後もミノルは、目抜き通りに立つビルを、手当たりしだい破壊しながら、5番街方面へ歩いていく。
すると…
サイレンの音もけたたましく、行く手をさえぎるNY市警のパトカーの群れ。
停車と同時に外に飛び出し、恐怖に腰が引けながらも、マグナムを打ち始める警官達。
そんなものは、痛くも痒くもない巨大青年が、ズシン!ズシン!ズシン!と、警官達に近づいていく。
天を突く巨人を目の前にして、警官達はじりじりと引き下がる。
自分に銃を向ける、小さな存在を睨み付けるミノル。
鬼神の様な表情に、恐れをなすNY市警…。
次の瞬間「邪魔なポリ公どもだぜ!!」と叫んで足を振り上げると、躊躇無く彼らの頭上に踏み下ろした。
ズシン!と言う地響きと共に、ミノルの巨足が、勇敢な警官達をパトカーもろとも、踏み潰した。
更にミノルは、踏みつけた巨足をぐりぐりと地面に押し付け、警官達を跡形も無くひき潰してしまう…。
「‘おまわり‘は、何処のやつらも、気に入らねえな」と、悪態を付いたミノルが、歩き出そうとした時…・。
踏み降ろした足元で、一段と大きな声で、誰かが叫んで居るのが耳に入った。
‘オ・・?‘と言う表情で、ミノルが足元を見下ろすと‥。
足の直撃を免れた一台の車が、半分程瓦礫に埋まり、身動き取れなく成っていた。
車は、黄色いマスタングのコンパーチプルで、ルーフが吹き飛んだ状態…。
助手席で金切り声を上げている女と、運転席で怯えて動けない男。
「何だ?」と、瓦礫に埋まる車を摘んで持ち上げると、中を覗き込むミノル。
乗っていたのは、白人の男と女。
女の方は、覗き込む巨大な顔を見上げて、火が点いた様に泣き叫んでいる。
運転席の男は、顔を引き攣らせて、ミノルを指差し叫んだ。
‘Godzillaaaaーーー!!‘
悲痛な、叫びを上げる男女を、鼻で笑う様に見下ろす巨大青年。
「まったく‥おまえら外人は、デカイのと言えば、何でもゴ○ラだなぁ」
摘み上げた車を逆さにすると、ミノルは男と女を手の平に‘ポトッ・・‘と落としてみる。
そして、頑丈なアメ車を、いとも簡単に指で‘グシャ!‘と捻り潰すと、ぽい!と投げ棄てて仕舞う。
大きな手の平に乗せられた男と女の命運は、風前の灯‥。
震えて動けない二人を見下ろすミノル。
「ゴジ○は‥人を喰わねえと思うけどさ‥」と、冷たく残忍な表情を浮かべる‥。
「オレは、喰っちゃうんだよな‥」
「外人は、脂がのって旨いかもしれねえな~」
巨大格闘技青年は、絶叫する女に指を近づけると、デコピンをするように、指でビンッ!と弾いた。
声を上げる間もなく、女の身体はパチン!と、バラバラに弾け飛んだ。
彼女を襲った惨劇に、‘ノオーー!‘と叫び声を上げる男。
更にミノルは‥絶叫している男を指で摘むと、そのまま空へポイッ!と放り上げた。
空高く放り上げられた男は、やがて放物線を描いて落下して来る‥。
下で待ち構えていた、巨大格闘技青年は‥
落ちてきた男を、ピーナツよろしく口を開けてパクッ!とキャッチ‥。
男を口でナイスキャッチしたミノルは、そのまま噛み潰して喰っちまった。
「この、何とも言えない血の味‥たまんねえや‥」
残忍な表情で見下ろす巨大青年の姿は、人々のパニック心理に火を注いだ。
目抜き通りを、悲鳴を上げながら我先に逃げる、人又人。
人間達を追い立てる様に、街を破壊し続ける巨大格闘技青年。
ミッドタウンの街並を破壊しながら、ミノルがやって来たのは‥。
NYのランドマーク、エンパイアステートビル。
街のシンボルで有るそのビルは、流石に大きくミノルの倍以上の高さで聳えたって居る。
聳えるビルを見上げ、辺りを見回しながら、ミノルが不敵な笑みを浮かべる。
「へへへ・・この辺で、お宝のお披露目と行くかな」
街を破壊しまくる彼の股座では、巨大化したペニスが、なおも硬度を保ったままそそり立て居る。
手近なビルに目を付けると、ズシンズシンと近づいていく巨大格闘技青年。
彼が狙いを定めたのは、重厚感溢れる超高層オフィスビル。
ズシンズシンと目の前で立ち止まると、ミノルよりビルの方が少しだけ背が高い。
「こいつが良さそうだな・・」と言いながら、中を覗き込む…。
覗き込む巨人の姿から逃れようと、ビルの中では、人間達が逃げ回ったり、腰を抜かしたりしていた。
目の前に聳えるビルを見上げ「上のほうは、邪魔だから要らねーな」と呟き、左手で握り拳を作る。
そして次の瞬間、ミノルは左手を振り上げると、ウリャ!とビル目掛けてパンチを食らわした。
強靭な握り拳が当たった途端、ドゴーーーー!と、轟音と共に吹き飛ぶビル。
ドゴ!ドゴ!ドゴ!
発てつづけにパンチを撃ち込まれた、ビルの上半分は破片を撒き散らしながら消し飛んでしまう。
通りは避難する車や人々で溢れ返っていたが、多くの人々が落下した瓦礫に埋もれていった。
